こうして、友達と2人だけでの共同生活が始まった。
風呂掃除当番や、部屋掃除、食事当番もきっちり決めて。
ただ、そうは言いつつも男の二人暮らし。
だんだんと、掃除もサボるようになり、
飯もだってお互いに好きなもの作って、食器は洗わず台所に放置・・。
当然、揉め事になるわけでそんな日々にストレスが溜まっていった。
ある時、学校で他の同じクラスの連中と話していた時だった。
もう、細かい内容は覚えていないが、
ボクの言ったひとことが、同居している友達の癇に障ったらしく、
「テメ〜ッ!」と、殴りかかってきた。
「あ〜ッ!?」
そのあとは、学校の中でお互い胸ぐら掴んで殴り合いの喧嘩になり、、、
周りの友達に止められるまでお互いの顔面を殴り続けていた。
今思えば、自分もその友達に対して、
知らず知らずのうちに不愉快な思いをさせていたのだろうと思う。
殴られた傷より、心の傷の方がとっても痛かった・・。