あなたの実家のタンスの中身は 何処へ行くのか 〜番外編 1
2021.01.05

アートディレクター NOGAMI EMIKO 

「いや、実家のタンスの前に自分ちの洋服タンスが!」のアナタ。

これはもうお決まりのリサイクル業者やメルカリや断捨離が早い。メディアで活躍するような仕分け名人に頼むも良し。前にもふれたように洋服はほどいて何度も仕立て直すのは難しいのでどこかで思い切って処分することが必要になる。

が、活かせる部分はホントにないのか?

「そこらへんはヨメが」とか知らんふり決め込む男子にもちょっと再考を。。

 

「裁縫男子」

ハギレや端材を生かしたポーチやマスクは今回のステイホームで以前以上に出回るようになり、 ちょっと気の利いたハンドメイドの中には、趣味の域を超えたモノもちらほら見かける。そしてこれが「身長180・90キロ超え・30代男子」となると「???」

と興味ひとしおの感が

「翼くん」都内スポーツクラブで超人気のフィットネスインストラクターで、もしやアナタもどこかのクラブですれ違っているかもしれない。見ての通りスウェットの上からでもわかる分厚い上腕二頭筋はなぜか繊細な小物作りにもその威力を発揮する。どうして作り始めたのかの問いに「子供の頃から水泳やってたけど部活は手芸部」どうもコレがきっかけらしいが、その水泳が今の職業になっているのとともに、趣味もまたそのまま引き継がれている事に驚く。料理男子やスイーツ男子のように一般認知されてないけど、実は案外裁縫男子もいるのかもしれない。

ソチ五輪のフィンランドコーチが選手スタート横で編み物をしている映像は超有名になったけど、ガタイ系男子が手先器用ってコレは中々愛おしい。サッカーや筋トレに夢中なあの人が実はお気に入りの白シャツが破れたから自分でテキトーに縫ってみた・とか、

このギャップ萌え。