ナレーションとシャンソンと
2020.12.12

皆さま、こんにちは!久々の投稿になります。MCイーコス空閑です。
私は日頃、ナレーターさんへのレッスンもさせて頂いております。その中には、元地方局の局アナさんや現役のナレーターさんはもちろん、朗読や喋りで自分を表現したい方など、様々な生徒さんがいらっしゃいます。
そんな中、ちょっと面白い発見があったのです。
滑舌矯正中の生徒さんの中に、趣味でシャンソンを習っている方がいらっしゃいます。その方は、滑舌のレッスンを受ける訳ですから、最初は滑舌教本のようなものを使っていたのですが、どうもしっくりこない。待てよ?シャンソンを歌っているということは、表現をすることが好き、と言うことだ。ならば、朗読をしてもらおうか。。。そこで、ある物語を朗読して頂いたところ、あれ?なんか滑舌が良くなってる??どうやら、気持ちが乗って伝えようとする気持ちが出ると、自然と滑舌がよくなっているようなのです。よしいいぞ。
そしてある時、その生徒さんから、「シャンソンは語るように歌うんですよ」と聞き、おや?これはもしかしたら一石二鳥かも?となり、ご自分が歌うシャンソンの歌詞を朗読してから歌を歌っていただく。と言うミッションを開始しました。
手始めに、①まずは自分で自由に語るように読んでもらう②やりすぎなくらい大袈裟に読んでもらう③その大袈裟な気持ちをうちに秘めながら、語るように押さえて読む これをやって頂いたのですが、明らかに表現が変わるのです。よしいいぞいいそ!
あとは、実際歌って頂いた時にどのくらい変化があるのか。。。今からとても楽しみです。

MCイーコスのナレーションレッスンは個人レッスンなので、プロからアマチュアまでその方のなりたい方向性に合わせて生徒さんと一緒にレッスンを作っています。どんどん新たな一面を発見して、輝いて頂きたいです。そして、そんな努力を惜しまない素晴らしいナレーターさんたちとお仕事をしていけたらなと思っています。