学生生活2年目になると、
生徒の数もだんだん少なくなっていった。
デザインの学校は絵の課題もたくさん出るので
一度サボるとなかなか追いついていけなくなったり、
東京には楽しいことがありすぎるし、
義務教育と違い、誰にも文句を言われないので無理もない。
そうやって、ボクの仲間の何人かも、
ただバンド練習のためだけに授業には出ずに学校に来ていたりと、
なにか大事な目的を見失いつつ、日々をすごしていた。
でもみんな自分のやりたいこと、したいことを見つけられずに
心の中でもがいていたのかもしれない・・・。
そして、卒業制作をする頃には卒業できる見込みのあるやつは
約1割程度となっていた。
そして、学校生活も終盤に向け、就職活動へと進んでいく。
自分だけの「道」を探して・・。