#007_DAIWA
2020.12.23

釣りをやらない方でも
きっと一度は耳にした事があるのでは思う
フィッシングメーカーの『DAIWA』。

そのダイワのロゴを含めたCIが
大きく変貌したのは約10年前。


そのデザインを含む
クリエイティブ全般を請け負ったのが
あの佐藤可士和氏。

広告•デザインを生業にしている人間なら
知らない人はいない超有名デザイナーだ。

独立直後からグラフィックデザインの枠を越えて
企業コンサル的な仕事もやっているようだが
この業界の可能性を示すクリエイターである事は

間違い無い。

僭越ながら彼のデザインは
一見すると我々一般的なデザイナーでも
制作出来そうに思わせてしまう感じだが
しかしながらどれも卓越した仕事っぷりだ。

お会いした事は勿論無いが
その一見普通に思わせるデザインでありながら
業界をリードするクリエイティブなチカラは

一体何だろう?


デザインの価値を高める理論だったり
コミニュケーション能力や洞察力が
とてつもなく高かったりするのかな?

フィッシングブランドのダイワも
元々の製品技術力は高かったが
彼のブランディングにより
企業価値をそれまで以上に
一層大きなモノへ高めた事だろう。

今では釣具メーカーの枠に留まらず
アウトドアファッション的な立ち位置を

目指しているようだ。

遠くない未来
ノースフェイスやパタゴニアのように
ダイワのウェアーを街で身に纏う若者が
一般的になる日も近い。