長渕とボク #07〜 力の限り走ってゆこうよ
2020.11.30

絵の上手いのなんか当たり前。

という前提の中で、それでも上を目指す連中が東京にはゴロゴロいるんだと思い知らされたボクも、先日アパートを引き払った友達のように、急にホームシックにかかり、東京に出たての頃は1か月に一度くらいのペースで実家に帰っていた。当時は携帯電話もなかったので、駅から友達にいきなり電話して迎えに来てもらったりしていたが、仲間ならそれが当たり前だとその時は思っていたし、

そこには、いつもと変わらない景色や顔ぶれがボクを待っていてくれた。

・・・・はずだった。