長渕とボク #17〜 Are You HUNGRY?
2020.12.18

引越し先もやっと決まり、社会人としての生活が始まった。

ボクの仕事は教育系ソフトの画面をデザインしたり、

プログラムを描いたりする「システム技術部」という部署に配属された。

当時は「98(キューハチ」と呼ばれるごっついPCでデザインし、

データはフロッピーディクスに書き込みしていた。

ちょうど仕事にも慣れてきた頃、ふと好きな音楽の話題になり同じ部署の先輩になんと1人、

長渕ファンがいて、ギターも弾けるというので試しにボクのギター(↓)を会社に持っていき

昼休みに弾いてもらうと、アルペジオやスリーフィンガーなど、完コピで弾けるので

なんだか嬉しくなってよくリクエストしては弾いてもらっていた。

当時お金を貯めてやっと買った長渕剛モデル。

本物は高すぎて廉価版しか手が出なかったがそれでも10万円もした。

YAMAHA AP-X10S 長渕剛モデル「HUNGRY」 レプリカモデル 

 

そんな縁で、その先輩ともすっかり仲良くなり会社の帰りには

ちょくちょく飲みに連れて行ってくれたりもしてとても優しい先輩だった。

さらに、ドラムを叩ける同僚も同じ部署にいたので、

対して仲良くなかったが半ば無理やり(笑)、その先輩とドラムのやつと、

学生時代に組んでいたギターのやつも巻き込んでまた新たにバンドを結成した。

そして、練習曲に念願の長渕の曲も無理やり2曲ほど入れてもらった。

いつかバンドで長渕の曲をやりたい!という思いでハングリーだったのだ。

We are Rocke’n Roll Band〜♪ ・・・じゃないけど。